2014年7月20日(日)仲良くしようぜパレード2014 in 大阪

  • 仲良くしようぜパレード2014 in 大阪に参加して来たよ。

  • (2014年7月22日(火) 午前4時26分0秒 更新)
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仲良くしようぜパレード2014 in 大阪

「多様性を祝おう!」 いいメッセージ!

希望を感じるパレード!

仲パレは、差別扇動者に対するカウンター活動の中から「怒ってるばかりでなくて、何か明るいことをしよう」ってことで去年始まったらしい。

近鉄奈良駅前で差別扇動者の街宣があったとき、カウンターの人たちが集まって、相当程度差別扇動者の罵詈雑言を無力化してくれた。にやにやしながら死ねだのゴキブリだのいきり立って叫んでいる連中に対峙するのは、きっと誰だって精神的にキツい。僕は考えるだけでうんざりして、そのときはネット越しに応援していただけだった。それだけに、時には遠くからもカウンターに駆けつけるみなさんを尊敬しているし、感謝もしている。

あんなことが奈良でまでやられると思いもよらなかった。差別扇動者が白昼堂々表を歩けるような社会はいやだ。せめてその意思ぐらいは、頭数という形で示したい。と、思って、仲パレに参加してきた。

誤解を避けるために書くと、ここからしばらくは仲パレと関係ない話です。

僕はめったとデモに行かない方だけど、だいたいデモ開始前の集会って、主催している各団体のスピーチが長々とあったりする。手慣れた感じのおばさんが司会をして、いくつもの団体が、自分たちの旗を高々と掲げながら、自分たちはどこそこでどういう活動をして、それからどこそこではこんな集会をして、来月はどこそこでこういうことするんで、ぜひ参加してください、とかなんとか、自らの"闘い"っぷりを延々宣伝する。

まあ、がんばってらっしゃるのはわかるんだけど、これがどうも苦手で…。彼らはいったい何をしに来てるのかと思う。もちろんデモの趣旨に関する事も言うんだけど、デモにかこつけて自分たちの宣伝をしているようにしか見えない。だって、デモの趣旨に関わるプラカードより、団体の旗の方が目立ってるし。抗議は党勢拡大のダシなのかい? 活動アピールなんか、ビラでも配るか、「つづきはウェブで!」でいいじゃない。(もちろん心に響くスピーチをされる方もいる。)

一度、デモのゴール地点で、すんごい作り笑顔のおばさんが、参加者全員に「ありがとうございました」ってずっと言ってて「別にアンタのために歩いたんちゃうわ!」と思った。あんまりデモに参加しないからかもしれないけど、特に中高年のおじさまおばさまが仕切ってるデモでは、ときどき主催者の感覚に違和感を感じる。それでも行かないといけないと思ったときは、行くけど。

もしかしたら、いろんな団体の旗が立ち並ぶことに、連帯とか団結とか力を感じた時代があったのかなあとは思う。団体を代表して抗議に参加し、その使命感に高揚する、とか? でも僕は、他人がどう思うかとか、所属団体の意思とかに、関係なく、自分の考えで、自分が正しいと思うことをしたい。だから、デモの趣旨をわからなくするほど目立つ団体旗があって、参加者が団体ごとに固まってたりするのを見ると、ちょっと白ける。申し訳ないけど、その旗の下に集まりたかったわけじゃない。

で、仲パレ。

そんなこんなで出発に間に合えばいいと思っていた事もあって、集合時間に30分ほど遅れて着いたら、高架下の日陰でたくさんのひとがそれぞれ気ままに過ごしていた。団体ごとに固まっていたり、団体旗が立ち並んでいたりもしない。

でもどうやら真ん中の方で何かパフォーマンスをしているっぽい。なにこのフリーダム(笑)。老若男女、ルーツ、セクシャリティ、いろいろ違う、いろんな人が集まっていた。あとで動画を見たらオープニングでは、龍獅舞のパフォーマンスなんかもあって楽しそうだった。ちゃんと遅れずに来ればよかったな。

そこにしばらくたたずんでいるだけで妙に感動してしまった。だって、ここにいる人たちは、みんな怒りや、まして憎しみではなく、「愛」によって集まっているんだよ。純粋に自分の意思で。愛だよ、愛。最近涙もろいので、ときどき泣きそうになった。

そしてパレードは、それじゃそろそろ行きましょかってかんじで、なんとなく始まった。いいと思います(笑)。

暑い季節のパレードという事で、ドリンクを配ったり、冷感スプレーを噴いてまわったり、参加者の体調を気遣うボランティアスタッフさんたちの心配りがすばらしかった。朝鮮王朝楽団のみなさんにもしゅしゅっ! 忙しく立ち回ってらっしゃった。

そうそう、参加者のみなさんの多くが着てたTシャツのデザインがかっこよかった。「Keep Calm and Carry On(冷静に戦い続けよう)」の派生バージョン「KEEP CALM AND SAY NO TO RACISM」のやつ。プラカードなんかもそうだけど、最近のはセンスがいい。Tシャツはスタート地点で売ってた気がする。買えばよかった。来年もあったら買おう。

ただあんまりみんながおそろのTシャツだと、何かの団体と誤解されかねないし、パレードで着るかどうかは悩ましい。Tシャツでメッセージが発信できるのはいいんだけど…。むしろ普段着たい気もする。

前向きで明るいパレード、いいね! 来年もたくさんの人が参加すればいいなと思う。一度みんなで通りを歩けば、いろいろ見えてくるものがある。少なくとも、考えを深めるきっかけになる。

(あんまり楽しくない事も見えてしまうけど。たとえば、そんなに必要かと思うほど多い警官やら、地味な色の私服を着たおじさんが電柱の影からじとっとカメラを向けてくることやら、僕も最初はちょっとびっくりした。どこぞの国を笑えない。)

ただ歩いただけなのに、すごく楽しかった。希望を感じた。勇気をもらえた。デモじゃなくパレードだけど、街をみんなで歩いた後、こんなに清々しい気持ちで帰るのは初めてだ。もっともっと広がるといいと思う。かつての御堂筋パレードに替わる、新たな御堂筋名物に育つくらいの勢いで! 来年も参加したいと思った。

コール考(思いつき)

最近のデモではサンバのリズム?にあわせて声を上げるのが、ひとつの定番になっている。でもあれにノるのが個人的には、けっこう難しい。日本語のリズムに必ずしもあっていない気がする。古式ゆかしく拳を上げながら「シュプレヒコール!」とやるよりは、今風で好ましく感じるんだけど…。

サンバのリズムでコールをやると「タタタタ、タタター!」ってかんじになる。早口なのでまずそれがつらい。サンバじゃないのだと、前に官邸前の中継見てたらレゲエ風にやってるひとがいて、ちゃんと日本語として聴こえるし、早口じゃないのにノリノリですごいなって思ったんだけど、自分があの場にいて、あれを続けて真似できるかというと、相当魂がジャマイカに入り込まないと無理だって思った。

でも野球の応援とか、言いやすいじゃない。「かっとばせー!なーんたら!」みたいなやつ。あれって「えんやこらせー、どっこいせ!」に似ている。日本語のリズムにあってるんだと思う。求む河内音頭マスター。さ〜の〜よいや〜さ〜さ〜。

早口で声を上げると抗議の気持ちを乗せやすいと思うけど、盆踊りよろしく「ドンドンドン!タカタッタ!ドドンドドン!」ってリズムではやしたてても、それはそれで言われている相手をイラッとさせられそう。あとこれだと端で聞いている分には、たぶんそれほどギスギスしない。「いーややいやや♪」とはやす伝統がある関西なら、そういうの開発できないかなあ。

メッセージを発信しつつ、「あ、どっこい!」とか「よいしょ!」とか「ぁそれそれそれそれ!」とか、つい間の手を入れたくなるような、そういうの。そうしたら例えが微妙だけど、「ええじゃないか」のようにムーブメントが広がりやすくなるかもしれない。

「ええじゃないか、ええじゃないか、えじゃないか、差別がないのがえじゃないか♪ みんな仲よぉ、しょじゃないか♪」

うーん。。。実際やると寒いかな。。。むずいな。。。

若い子でも、YOSAKOIソーランに燃える子がたくさんいるし、案外日本語にあった伝統的なリズムって、ありそうな気がするんだけどどうだろうね。民謡、和太鼓、三味線クラスタが、参戦してくれないかなあ。仲パレでも前の方にはいたのかな。サンバ風を否定するわけじゃなく、別のもいろいろ試されるといいなってことで、毎度無口なぼっち参加者の無責任な思いつきでした。

Map.

中之島公園 阪神高速高架下広場からスタート。

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