出発前のスタート地点では、スピーカーから鏑木さんがしゃべっている声が聞こえていて、どこでしゃべってるのかなと思ったら、体育館の中ではなく、寒くて誰もいない駐車場のテントでこの大会の魅力など語ってらした。

ドローンが登場し、どよめきがあがる。「怖い」という声も。誕生日の人をお祝いしたりして、いよいよスタート。

朝日に向かって走る！

太陽が山の端から顔を出した。

前日見て来た橋を渡る。林道を走るうちいい具合に人がばらけて、このあと山道で混み合うことがなかった。

入部谷越えの馬頭観音。古くはこの峠を越える道が琵琶湖から朽木村への最短ルートだったのだとか。

朽木スキー場。ゲレンデの一番上から琵琶湖が見えた。

朽木スキー場を下りきったところに第一エイドがある。ここからの登りで少し迷った。ページ下のGPSデータでも一度ゲレンデ沿いに登りすぎて引き返しているのがわかる。ゲレンデの割と下の方で右に折れ、ジグザグの急登に入るのが正解。朽木スキー場でマウンテンバイクか何かの大会があるのか、トレイルランとは別のロープがあちこちにあり、このあたりではけっこうたくさんの人がコースをロストしていた。

雪が降ると手前の田んぼにエビの頭が描かれるんだそう。田んぼの真ん中の木がエビの目になるらしい。

いいお天気！

蛇谷ケ峰（901.7m）を登りきると、しばらくなだらかな稜線がつづく。

最高のトレラン日和。参加者全員いい顔をしていた。

標高が1000mないのに高山のような稜線。これは楽しい！

このあたりからは下り。琵琶湖とはお別れだ。

第二エイド直前の渡渉ポイント。最初水に入らないよう陸地を進んでいたんだけど、絶対水に入らないと向こう岸へたどりつかない仕掛けになっていた。当然転ぶ人もいる。橋の上のおばちゃん曰く「最高やろ？」。「はい！最高っす！」

冷たい水がいっそ気持ちいい。

第二エイド。下りで足が吊りそうになったので、入念にストレッチして一休みした。このあとはピークごとに太ももと足をもみほぐして走った。うっかりするとすぐ足吊るから、ここは完走をめざして焦らないのが大事ってことで。

登りはきつかったけれど、山の木々が色づいてきれいだった。

さっき走ってきた稜線越しに琵琶湖がちらりと見えた。

第三エイドには小魚のフライが！　すごくおいしかった。

ゴールで選手を待つ鏑木さん。名前を読み上げてもらえた。

ハイタッチでゴールして振り向いたところ。