2012年12月9日(日)第19回東山三十六峰マウンテンマラソン
今年も東山三十六峰マウンテンマラソンで走ってきました。
- (2012年12月10日(月) 午後11時54分20秒 更新)
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いいお天気
二三日前の天気予報では「くもり時々雪」だったのが、一転いいお天気になりました。よかった!
ウィンドブレーカーを着て走るか、半袖シャツ一枚で走るか悩んだんですが、現地で少し身体動かしたら汗ばむくらいだったので、半袖一枚に決定。でもあんまり半袖一枚の人はいなかったです。
今年は過去の大会や他のマラソンでの実績が速い人からグループ分けして時間をおいて出発するウェーブスタートとなったためか、スタート直後、池の回りを二周せずに一周するのみとなりました。
僕はSクラスの次のABクラスでスタート。去年よりは渋滞が少なく走りやすかったです。
スタート地点の裏山の上から見た風景。いいお天気です!
渋滞ポイント
それでも山道に入り最初の急な登りにさしかかると渋滞します。道幅が狭く追い抜きようもないので、潔く諦めて歩きました。最初のピークを過ぎるとウェーブスタートの効果か、渋滞となることもほとんどなくなり、快適に走ることができました。
そういえば、有名な鏑木選手が、最後尾からスタートして、1000人以上を軽い足取りですいすい追い抜いてゴールしたそうなんですが、いつ追い抜かれたのか気づきませんでした。ピーク越えたすぐ後に颯爽と走り抜けていった方かなあ。
最初のピークの後の下りで一度だけ危ない追い抜き方をしてしまったので、反省。ふだん、夕暮れの暗い山道を、0.04の視力でほとんど路面が見えていない中、平気で走っているせいか、この日はコンタクトをしていていつもより路面を把握しやすく、つい調子に乗ってしまいました。つまづきかけても体勢を立て直すのは得意です。
終わった後、大文字山までいっしょに走っていた友人が下りで足を痛めたと言っていたんですが、自分が原因だったかもと、これを書いている今頃思い至りました。あのとき前後にいたランナーさんを含め、申し訳ないことでした。。。(´-`;
道幅の狭い最初の登りではどうしても渋滞が発生します。歩いたり走ったり、自分のペースではないから、けっこうしんどい。
大文字山からの眺め
大文字山を登りきると、京都盆地を一望できます。大文字の登りはやっぱり歩いてしまいます。本当にキツい。このへんでペースが後れ出した友人と別れて、あとは自分のペースで一人で走りました。
登ってきたことを実感する眺め。
大文字山からの下りは尾根道があちこちに伸びているのでコースアウトしやすい区間です。実際、僕も尾根を駆け下りる勢いで、右に分岐した尾根に曲がるべきところを、そのまままっすぐ目の前の山に駆け上がりそうになりました。たまたますぐ前の人がこっちじゃないと気づいて、引き返してくれたので間違いませんでしたが、それより前にいた人たちが数人まっすぐ山科方面へ進んでしまったようです。大声で呼びかけたものの、戻ってくる様子がありませんでした。あのあとコースに戻れたならいいんですが…。
去年は常に前後に人がいたのでこういうことはありませんでしたが、ウェーブスタートが奏功して集団がばらけたために、コースアウトの危険が増したかもしれません。特に大文字山の下り区間は、事前に地図を十分確認した方がいいですね。
大文字山の下りと言えば、去年は、大文字山を下りきったところで木の根っこをジャンプして避けようとした瞬間、右足のふくらはぎがつってしまい、その後はゴールまで長い長い自分との戦いとなりました。
それで今年は、走る前に筋肉のけいれんを押さえると言われる芍薬甘草湯を飲み、走っている最中も水分補給をしっかりして、けいれんの徴候を感じ始めた20キロ以降は、階段を下りるなど不規則な動作をする前に軽くストレッチをしたり、かなり用心しました。
その成果か、今年は足がつることもなく、無事完走することができました! といっても、終盤はちょっとした登りでも足が上がらなくなって歩いてしまったし、まだまだだなあと思います。
そうそう、稲荷山のピーク手前で足が吊ってうずくまっていた若者がいたので、(気休めにしかならないとは思いつつ)携行していた芍薬甘草湯を一袋のませてあげました。よいのです。若者よ。あなたが苦しみから癒されることは、私の癒しでもあるのですから(後光)。
ゴール!
ゴール手前の稲荷山に「Run for Beer!」とか「Near Beer!」とかやたら書いてあったのはラン×スマの影響でしょうか(^^;。その割にゴール地点ではビール売ってませんでしたけど(笑)。まあ僕は飲めませんが。
稲荷山を下りきったあたりから、がんばってラストスパートをかけて、その勢いのまま最後まで駆け抜けました。そこで3人ぐらい追い抜けたのがうれしかったです。結果、去年より30分速かった! 池2周が1周になったことを差し引いても健闘したと思います。
こうなるとだんだんタイムに欲が出てきますね。それもどうかと思いつつ、次は3時間切れたらうれしいなあ。
ゴールの後はひたすら寒かったです。小雪も舞い出す始末。朝の宝ケ池より寒かったんじゃないかな。そのあとは友人を待って、伏見稲荷の参道にある食堂で、きつねうどんとビール。僕は飲めないので瓶ビールからおつきあいで少し注いでもらっただけですが、たしかにこういうときはちょっとおいしいかもしれないですね(笑)。
ゴールには赤絨毯が! スタッフの皆さん、コース脇で応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。楽しく安心して走ることができました!
Map.
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