2014年4月25日(金)天気がいいので京都まで行ってきた
京都で展覧会をはしごしてきたよ。
- (2014年4月26日(土) 午後11時8分20秒 更新)
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花粉も少なくなってすがすがしい!
初夏のような陽気
鴨川では修学旅行生らが川に石を投げたり靴を脱いで水に入ったりしていた。いやキミたちせっかく京都まで来たんだから他に行くとこあるだろう? まあでも気持ちはわからないではない陽気でした。
鴨川。
三条大橋あたり。
岡崎公園の疎水沿いに咲く八重桜。
ソメイヨシノとはちがってなにやら力強い。
本日のランチ
お昼は岡崎公園すぐ近くのカフェ メメントモリで1000円のごはんプレート。ごはんプレートは毎日20食限定らしい。カフェの名前として、どうなんだろうね、これ、と思いつつ、おいしくいただきました。もちろん全席禁煙。たいへんよろしいことと思います。
お店の外観。
となりはギャラリースペースになっていて、カフェとは中の扉でつながっている。お手洗いはとなりのギャラリースペースにあった。
店内。禁煙空間で快適にごはんを食べるには、たとえおっさんであっても、女子率100%にひるむようではいけません。
本日のごはんプレート。
Future Beauty 日本ファッション〜不連続の連続〜
チケットをいただいたので、京都国立近代美術館で開催中の「Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続」を見てきた。これは、なんというか、むずかしい。ファッションの最前線は完全に現代美術だと思った。それほど服好きでもないので、どう見ればいいのかよくわからなかった。たぶんあれらを人が着ていたら、もっとわかりやすくインパクトがあったろうと思う。マネキンが並ぶ中を歩くのは、京都四条の地下道、それも大丸前あたりを歩いているような心持ちが、した。ちょっとだけ。
とか言いながら、紫外線でパステル調の色がつく服があったり、レディガガも着ていたキラキラ全身タイツがあったり、見ていておもしろかったです。折り紙のような仕掛けになっている服もあった。どういう構造になっててどうやって着るのかすごく気になった。あとは、京都の織物技術を活かして、伝統的な着物の生地を使い、和服を現代的に再解釈した服がかっこよかった。
どうやら過去に、特定ブランド好き男女の部屋を訪れて、彼(女)らのコレクションを部屋いっぱいに並べて写真を撮るという企画があったらしく、その写真もたくさん展示されていた(大半は別会場の4Fにあった)。いやー、街を行くおしゃれさんの部屋はこんなことになっているのかっていうのが、興味深かった。しかしああいう風に撮られると、おしゃれさんがおしゃれに見えない…。何かに追い立てられているようで少しかわいそうに感じた。
「服とは罪!人間の原罪!」
「服とは世界。天と地と人を包み、全てを覆わんとする大いなる意志!」
「民衆…愚かなる者達…彼らは体制に飼いならされた、服を着た豚だ!」
と、キルラキルの名言を噛み締めていると、階下から、服飾系専門学校生と思しき、そろいもそろってとんがったファッションの若者たちがわいわい上がってきたので、そそくさと展覧会場を後にした。
国立近代美術館。周辺を修学旅行生がうろうろしていた。
ということで、流子さんにまとめていただきましょう。「人は人!服は服!」
チェコの映画ポスター
そのあと、京都国立近代美術館4階で開催されている「チェコの映画ポスター〜テリー・ポスター・コレクションより〜」を見てきた。まだ社会主義国だったチェコスロバキア時代の映画ポスターが多数展示されていた。個人的にはこっちの方がおもしろかった。「映画を超えてもいいですか。」のコピー通り、60年代から80年代初頭の映画が、独特のセンスでデザイン性の高いポスターに表現されている。大胆なコラージュ。くっきりした明暗。とにかくかっこいい!
チラシの裏面から。右上は黒澤明の「羅生門」。歯を食いしばる主人公の口と、朽ちかけた羅生門。すごい。大胆すぎやしませんか。ターミネーターもチェコ人デザイナーにかかるとこう!
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