2013年12月29日(日)夕方探検部〜部活納め
部員をもう一人確保して、西小から護摩石、牛塚を経て、緑ヶ丘浄水場、旧関西本線鹿背山トンネルとまわってきた。
- (2013年12月31日(火) 午後5時31分52秒 更新)
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牛塚から出発地点を振り返る。
台風の爪痕?
今回は山中に新たなジョギングコースをみつけることも目的だったのだけれど、思った以上に道が荒れていてこのコースを日常的に走るのは難しそうだった。5月の連休に歩いてみたときと比べても倒木が多かった。今年は大きな台風が来たから、そのときたくさん倒れたのかもしれない。
冬の冷たい空気が気持ちいい山道。
笹薮がトンネルを作っていた。かがまないと進めない。
崩れかけの石橋。
山の中のほとんど誰も通らない道にはふつりあいな、立派な石垣の上に石橋がある。昔は重要な道だったのだろうと思う。
護摩石への入り口
赤い杭は護摩石へ至る尾根の目印だ。尾根の上には道を示す案内板が「落ちている」。
尾根への入り口。たくさん赤い杭があるのですぐにわかる。
手作りの道標。護摩石は尾根の突端にあるので、基本的に尾根の上を歩いていく。護摩石から向こう側に降りると竹林があって、しっかり管理されているようだった。護摩石へ向かう道の他にも踏み跡がいくつかある。
護摩石
尾根の突端に人知れずひっそりとある謎の石。誰が何の為につくったのか、今では誰にもわからない。すごく不思議。この付近にあった中川寺が明治期に廃寺にされずに今も残っていたら何か資料があったかもしれない。
護摩石。宝塔の基壇ではないか、とのこと。
護摩石のすぐ近くに梅谷三角点がある。
牛塚
牛塚は、荷役に使われた牛を供養するため、鎌倉時代に建てられたものだそう。上部の笠石がなくなっているのは、明治期に誰かに売り払われたかららしい。今はどこかの金持ちのお庭に飾られているのかもしれない。石仏の頭部がないのも同じような事情なのだろうか。
牛塚の右にある小さな石碑は伊勢参りを記念して建てられたもの。この道は遠く伊勢まで続いていたようだ。
牛塚から尾根を下って緑ヶ丘浄水場へ向かう。ぬかるみが多く、走るには厳しい道だった。
山道を抜けて緑ヶ丘浄水場のあたりに出たところ。
緑ヶ丘浄水場の敷地にある伊勢への道標
奈良市の緑ヶ丘浄水場には、伊勢までの距離が書かれた道標がある。ちょっと立ち寄ってみた。
「左」というのは、牛塚からくだってきた道。
伊勢まで二十七里とある。ということは100キロちょっとか。どういうルートだったのだろう?
鹿背山不動尊
本日の臨時部員が行ったことがないと言うので鹿背山不動尊に立ち寄ってきた。
鹿背山不動尊。手水舎から水が滝のように落ちるのが特徴的。
石大工末次の銘があるとのこと。
鹿背山不動尊の裏山にある「しょんべたれ地蔵」。おもらししたように赤い色がついているからこの名で呼ばれるようになったというんだけど、ひどいネーミングだ(^^;。
こちらは「春日のおばはん」。お腹がおばはんみたいに出ているかららしい。ほんと酷い(笑)。
旧鹿背山トンネルを探せ!
と、思っていたのだけれど、予定より時間が遅くなってしまったので断念。たぶんこのへんから入るんだと思うんだけど。。。ちがうのかな。一度識者に聞いて地図を確認しよう。
本年最後の部活は以上です。よろしくお願いします☆
この道があやしい?
くずれかけの橋。渡るのは危なそう。この下の川みたいなのが線路跡じゃないかと思う。左側の突き当たりにトンネルの加茂側入り口があるはず。。。
ちなみに旧鹿背山トンネル木津側入り口は造成で跡形もなく埋められてしまった。
Map.
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