2014年8月16日(土)SONY の アクションカム HDR-AS100V 用にウィンドジャマーを自作してみた
風切り音を低減するもふもふを自作してみたよ。
- (2014年8月17日(日) 午前1時21分25秒 更新)
- Tweet
ラビットタイプ。
HDR-AS100V 買った!
Go Pro をはじめ、アクションカムはいろいろ出ているけど、手振れ補正があること、GPS が記録されること、音声がステレオで録音されること、を重視して、HDR-AS100V にした。
自分の足で走ったりしながら撮るとなると、やっぱり手振れ補正はほしい。それから HDR-AS100V は、GPS ログを元に、撮影しながら移動した軌跡を動画に合成できるのが楽しそうに思った。
Mac 版 PlayMemories Homeをダウンロードしたところ、Mac でも GPS ログの合成ができるかんじだった。まだ試してないけど、近いうちに遊んでみたい。
ちなみに、GPS ログは、動画とは別のフォルダに、NMEA 0183フォーマットで保存されていて、拡張子は「log」となっている。周期は毎秒1回で、高度は記録されないようだ。
買う前にアクションカムで撮られた動画をいろいろ見ていたら、たまに風切り音が気になる動画があった。そこで、せっかくおもしろそうなおもちゃを買ったことだし、風切り音を低減するウィンドジャマーを自作してみることにした。マイクにつけるもふもふしたあれ。
ネットで調べてみると、ウィンドジャマーを自作している人はけっこういる。みなさん100均で素材をみつけているみたいだ。なるほど、100均なら、もふもふしたものが何かしらありそうだ。
けっこう優秀なウォータープルーフケースの風切り音低減効果
扇風機を中くらいの風で回して、扇風機の40センチぐらい前で HDR-AS100V を構えたとき、付属ウォータープルーフケースがある場合とない場合とで、風切り音がどう変化するか比べてみた。その結果、ウォータープルーフケースを使うと、かなり風切り音が低減することがわかった。ウィンドジャマー、そんなに要らない気がしてきた。作るけど。
ケースなしの風切り音。けっこう盛大にグリュグリュグリュって音がする。
ケースありの風切り音。カラカラカラと音がするけれど、ケースなしに比べかなり風切り音が低減されている。
パーティキャップのもふもふ製初号機
ということで、100均に行って来た。冬なら毛がついた耳当て(イヤーマフラー)とか、いろいろともふもふな商品があるらしいんだけど、季節は2014年夏。人々は溶けかかったアスファルトの上におのが足跡を刻印しつつ歩いていた。ひどく暑い。そんなもの売っているはずもなかった。で、みつけたのが、このパーティキャップ。頭の回りにもふもふがついている。これならいけるか!?
サンタさんの帽子にもついてそうなもふもふを目当てに買ったパーティキャップ。
縫い付けてある糸を切ってもふもふ部分を分離。
マイク部分の大きさにカット。これなら何個分でも作れるな。
ゴムひもを縫い付けて完成!?
ところが、この程度のもふもふではまったく風切り音を低減できなかった。そこで、四枚重ねにして再挑戦。
HDR-AS100V に装着したところ。この薄さでは何の効果もなかった。
四枚重ねにして縫い付けた。
ケースの上から装着したところ。
直接本体に装着したところ。ゴムひもで着け外しができるのがナイス。
さっそく実験してみた。四枚重ねにすると効果があるようだ! かなり風切り音が低減されている。
ケースなしでパーティキャップウィンドジャマー。
ケースありでパーティキャップウィンドジャマー。ジジジというのは蝉の声。
女の子の髪飾りについていたもふもふ製弐号機
もっと毛足が長くないと効果が出ないんじゃないか。そう思って、別の100均に行ってみた。今度はもふもふした女の子の髪飾り?をみつけた。
髪を結んだりするのかな。何に使うのかはよくわからない。「材質:ラビット、ゴム」と書いてある。こういうのってうさぎ皮でできてるんだ。合成毛皮かと思った。うさぎじゃなくラビットって書くあたりに配慮が感じられます(汗)。
ゴムの縫い目から縫製部分を引き裂いてうさぎ皮を広げたところ。中には汚いボロくずが入っていた。
裏から見ると皮っぽい。
適当な大きさに切ってゴムひもを縫い付け、とりあえず二つ作ってみた。
装着すると白いひげが生えたよう。
ケースの上から装着したところ。
ケースなしで装着したところ。
さてうまくいくか、実験。しゃわしゃわ音がするけど、けっこう風切り音を低減している気がする。パーティキャップ製とどっちがいいか甲乙決め難い。
ケースなしでうさぎウィンドジャマー。
ケースありでうさぎウィンドジャマー。
しかし、ひとつ大きな問題が! 毛足が長いので、風があたると毛が吹き上げられて、画面に映り込んでしまうのだった。どうしたものか、うさぎ皮は失敗か。少し落胆したものの、ならば散髪すればよいと気がついた。毛並みの方向も重要だ。図にすると次のようになる。
要するにレンズに毛が届かなければいいわけだから、余分な毛をカットし、毛並みの方向が下から上となるようセットすればいい。考えが浅かったです。
で、こうなった。
うさぎジャマー最終形。
ケースなしだとこんなかんじ。
風切り音低減効果は、毛をカットする前とあまり変わらない。
ケースなしでうさぎウィンドジャマー改。
ケースありでうさぎウィンドジャマー改。
100均の素材で、多少効果の出るものは作れたかな。これならなくしても痛くないし、もふもふ素材一つで10個は同じものが作れそう。実際役に立つかどうかは、暑すぎてアクションする気になれず、まだ一度もまともに動画を撮影していないのでよくわからない(笑)。自転車乗るときなんかに使ってみてのお楽しみだね。
Comments.
Trackbacks.
更新情報
Recent Entries.
-
2017年8月24日(木)
-
2017年8月24日(木)
-
2017年8月23日(水)
-
2017年8月22日(火)
-
2017年6月12日(月)
-
2017年3月29日(水)
-
2016年10月30日(日)
-
2016年10月29日(土)
-
2015年12月22日(火)
-
2015年10月25日(日)